霧雨時々曇りのち雨、ところにより大雨のち晴れ
タイトルはその日の仙台から山形の加茂水族館へ行くまでのお天気です。
鶴岡市内までは不安定な空模様で青空なんて期待できないと思っていたのに、海に近づくにつれお天気が良くなり、目的地へ着いたときにはすっかり青空に。
水族館の駐車場が混んでいたので、少しだけ近くの漁港を散策。
東北の太平洋側ではこういう漁村の風景は中々見ることが出来なくなってしまったので、懐かしく感じました。
釣りをしている人たちもいて、漁港はのんびりとした雰囲気。奥に見えるのが加茂水族館です。
海岸線をを沿うように走る道路。
岩場にはヤドカリとか小さな巻き貝が沢山いて、子どもの頃に行った青森の海を思い出しました。
水族館へ入館する前に、水族館前にある荒埼灯台へ。
青空に白い灯台はよく映えます。
灯台のある場所からの景色はまさに絶景。
山側は黒い積乱雲が立ち込めていて、まさに海の縁だけ晴れているお天気でした。
水族館を見学したあと、少しだけ夕焼け色になった空に雨を降らせている積乱雲が見えました。
仙台は一ヶ月毎日雨が降り寒いくらいのお天気が続いていたので、夏らしいお天気は本当に嬉しくて、それだけでも行ってよかったと思えた山形でした。
文翔館
山形市にある文翔館へ行ってきました。
文翔館は大正5年建築の英国近世復興様式の建物です。昭和50年まで山形県庁として使われていました。
その後、国の重要文化財に指定されたのをきっかけに、創建当時の姿に修復したそうです。
これだけの建物なのに、なんと無料で開放されています。山形市は太っ腹です。
入口正面にある中央階段。真っ白く写ってしまったステンドグラスは当時のものだそうです。
文翔館で一番好きなのは、真っ白い壁とリノリウムの床が美しい、この廊下。
窓がかわいくて、たくさん撮ってしまいました。
紅花染めの振り袖。赤がとても鮮やかで綺麗でした。
時計台も復元されて時を刻んでいます。
赤レンガに囲まれた中庭。
渡り廊下を抜けると、議事堂のある建物へ。
美しい旧県議会議事堂。現在はコンサートなどにも使用されています。
七夕まつり
七夕まつり初日に行ってきました。
この日は奇跡的に青空も広がって蒸し暑く、少しだけ夏を感じることが出来ました。
吹き流しと人でぎゅうぎゅうのアーケード。
人が多すぎで嫌になる人もいるようですが、この中をかき分けて進むのが仙台七夕の醍醐味だと思います。
パンダかわいいよパンダ。
すごくかわいいと思った吹き流し。ちゃんとアクセサリーも付いてます。
商店街の老舗が作る吹き流しはどれも手が込んでいて見ごたえがありました。
未来の七夕をイメージして作られた、かまぼこの鐘崎さんの吹き流し。
真ん中の吹き流しの網目のところは「未来」の字をデザイン化したものになっています。
生で聞く「ヤットサー」の掛け声、良かったなあ。
本場の阿波踊りを見に行きたくなりました。
取付作業中に遭遇した七夕飾りの完成形がこちら。
震災後から始まった地元の小中学生の折った折り鶴を使った大きな吹き流し、今回のは特に大きく迫力があります。
吹き流しの中は、紙衣や巾着などが掛けられていました。神秘的です。
折り鶴の数はなんと8万8千羽。
真横から見ると金色の雨のよう。
ポップな色使いがかわいい、音楽学校の吹き流し。
ジョジョは若い子たちに人気でした。
そしてこけし。
花火大会の霧に始まり、3日目が台風の影響でイベントも中止になるなど、今年はお天気に振り回されたお祭りでした。
お祭り期間は雨が降るというジンクスがある仙台七夕ですが、来年は3日間ともお天気が良くなって欲しいものです。