チップのこと
12月8日の夜にチップが旅立ちました。
2004年8月19日の霧雨の夜にうちに迎えてから19年。ふくふくとした躰も晩年はすっかり痩せてしまったけど、チョコより一年も長生きしてくれました。
よく鳴く、お喋りな子だったので、静まり返った部屋に、一週間経っても落ち着きません。
帰宅してドアを開けたときに必ず居るのもチップで、その瞬間が私の癒やしでもありました。なので帰宅したときに一番寂しさを感じます。これは慣れないかも。
誰よりも食いしん坊で、好きなものだと倍速で食べてしまうチップ。
寝るときは絶対人と一緒じゃないと寝ない、人好きなチップ。
人が寝ているとあらゆる手段で起こしにかかる賢いチップ。
一番手が掛かるし、いたずらで、布という布に粗相して「布キラー」の異名を持つほどでした。でもそれも、今となっては良い思い出です。
今頃はチョコと戯れあってるかな?とか、火葬の時に持たせた「ちゅーる」でも食べてるかしらって想像したりしています。