七夕まつり前日
七夕まつり前夜祭の花火大会を控えた朝。
今夜の花火が心配になるほどの濃い霧が立ち込めていました。
予想通り花火は悲惨なほど見えず、それでも最後まで見届けました。
花火は見えなくても、その光が霧に反射した色とりどりの空は、それはそれで綺麗でした。でも普通に見たかったなあ。
霧雨が降り始めた帰り道、芸姑さんらしき人たちとすれ違いました。
仙台の芸子さんはもう何人もいないそうです。
明日には七夕飾りで賑やかになるアーケード。この前夜祭の雰囲気も好きです。
アーケードが交差する場所に毎年大きな吹き流しが付くのですが、その取付作業中に遭遇しました。
何万羽いるのか見当もつかない、ものすごい数の折り鶴。
高いところにあるくす玉しか見たことがなかったので、その大きさに驚きです。
くす玉の中を見るのも初めて。こうなっていたんですね。
ロープで上まで引っ張り上げて、
台座に取り付け。
明日の出来上がりが楽しみになりました。
くす玉の取り付けを見ていたら、霧雨にすっかり道路が濡れていました。
塩竈みなと祭
海の日に塩竈のみなと祭に行ってきました。
今回が初めてだったのですが、重たいお神輿を担いで降りてくる姿は感動ものでした。
みなと祭は、志波彦神社・鹽竈神社両社の神輿が市内と海上をご巡幸します。
「御発ち !」の掛け声のもと、二基の神輿が表坂二百二段の急な石段を続けて下りられ、市内に繰り出し、御座船が待つ桟橋へと向かいます。
海上渡御を終えて、二基の神輿が神社表坂下に戻ると、今度は表坂の石段を力の限り上り還御いたします。その姿は勇壮で、見守る人々から歓声が湧き上がります。
急で幅も狭い石段で、普通に歩くだけでも疲れます。そこをお神輿を担いで降りていきます。
お神輿の重さは1トンほど。一段一段慎重に。
お神輿を担ぐ、というと威勢のよいイメージがありますが、神輿渡御は雅楽が響く中で行われ、とても厳かでした。
表坂を降りたら、御座船が待つ港へ。
塩釜港でお神輿を待つ御座船と供奉船たち。
御座船にお供する供奉船は109隻。色とりどりの大漁旗が綺麗でした。
お神輿が御座船に到着。
神事が終わったら海上渡御の始まりです。
氏子さんたちもそれぞれの船へ。
まずは港を一周。
供奉船に乗る氏子みなさん。外国人の方もいました。
一仕事終えた子どもたちは楽しそう。
港を一周した後は松島湾を周り、また港から神社へとお神輿を運びます。
来年は階段を登るところを見に行きたいです。