馬の親子
松島町の隣町、利府町に面白い景色があるというので行ってきました。
海が近い松林脇に車を止め、そこから林の中をトコトコ歩いて、
もう少し歩いて、
抜けたその先に見えてくるのは奇景「馬の背」 県内の人でも知らない人が多いんじゃないかと思う松島の隠れた名所です。
入り口の案内板に馬の背は天然の桟橋と書かれていました。なるほど納得。
道幅が狭く、途中ですれ違えないので先に行った人が来るのを待ちます。
それにしても面白い景色。
馬の背の右側に見えるのは一回り小さな「子馬」
海は結構透き通っていて底のほうが見えました。
足元はゴツゴツとしているので滑らないものの、万が一落ちたらと思うとちょっと緊張しました。
馬の背の先へ行ってみます。
松が生えている辺りに50センチ位の岩の割れ目があって行こうか迷ったのですが、足を掛ける穴が人為的に作られいたので先端まで行ってみました。
先端からの景色。この日は静かな凪の海でした。
松島や ああ松島や 松島や
夕日に照らされる松島湾。
帰り道も気をつけて慎重に。
最後に馬の背と子馬を一緒に一枚。
馬の背を後にした後、脇の高台へ登ってみると松島湾を進む遊覧船が見えました。
大内宿
塔のへつりを後にして、大内宿へ来ました。
大内宿は会津と日光を結ぶ街道沿いにあり、政宗公や秀吉公も利用した歴史ある宿場町です。
立ち並ぶ古民家の数は30軒以上。その殆どがお土産屋さんか食べ物屋さんです。
お土産屋さんでは、こんな感じで縁側を利用して商品が並べられています。
布で作った小物を売っているお店屋さんのかわいい商品たち。
11月だというのにこの日は半袖でもいいくらいの暖かさ。半袖で歩いている人もいました。
そば粉で作ったあげまんじゅう。中にあんこが入っていて美味でした。写真には撮らなかったけど、辛子味噌が付いた玉こんにゃくもいただきました。
道脇に流れる水路で冷やされたラムネ。
お蕎麦屋さんの縁側にも秋らしい演出が。
ネギ一本でいただく「ねぎそば」が有名なのですが、この後ソースカツ丼を食べる予定だったので諦めました。
茅葺屋根の軒下に吊るされた茅の束。果樹園の受粉のために働いているマメコバチの巣なのだそうです。
茅葺屋根と紅葉。日本の秋。
宿場町の突き当りにある神社から。古民家が立ち並ぶ姿は壮観でした。